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過払い金の請求の手引き!

請求書の金額は法定金利によって引直計算の結果の金額になりますが、払いすぎた額には利息をつけて請求することができます

あなたが、もしご自身の消費者金融への支払いに
「払いすぎたお金」があったとしたら、まず相手には
「過払い金返還請求書」を文書で送りましょう。

郵送で送るには、配達証明などにして控えが残るように
いつ送ったのか明確にしておきます。
それから、ファックスの場合は原本に送信日時を
書いておきます。

いずれにしても、この日にこうやって送ったということが
一目瞭然になるようにしておきましょう。

送り先についてですが、消費者金融によっては
払いすぎた額については各支店対応ではなく、
一括して管理部門が扱っているということもあります。

担当の窓口が解らない時には
本店と支店の両方に請求書を送っておきましょう。

請求書の金額は法定金利によって引直計算の結果の
金額になりますが、払いすぎた額には利息をつけて
請求することができますので、利息をつけて計算しましょう。

ここに返還金請求通知書の文例をのせておきますので参考に
使ってみてください。

タイトル:過払い金返還請求通知書

私 (生年月日   年  月  日)は御社との
継続的金銭消費者貸借契約について以下の通り通知し、
請求いたします。

まずは御社におかれましては、取引履歴のご開示、ご確認に
ご協力いただけますようお願いたします。

さて、私と御社の継続的金銭消費者貸借契約につきましては
その取引履歴を利息制限法の定める法定金利に従い、
元利計算させていただきますと、すでに金●●●万●●円の
過払いになっております。(過払利息5%含む)

よって上記、過払い金についての返還を請求いたします。

本書到着後14日以内に上記金額を下記口座までお支払いください。

万一、お支払いなき場合は、民事訴訟にて請求いたします。

なお民事訴訟において請求することとなった場合には、
上記過払い金額に加えて、遅延利息、訴訟費用も含めてご請求を
させていただきますことを念のため申し添えておきます。

御社の申し入れがあれば、以下連絡先までご連絡ください。
以下の連絡先以外でのお申し入れは拒否させていただきます。

携帯電話番号 :

振込口座   :
平成  年  月  日

ただし、請求書を出してもすんなりと「ハイ、お返しします」
ということにはおそらくならないと思います。

無視されることも多いのでそのあとの行動として
電話の交渉になります。

先方の意向としては、とにかく交渉を無視するか
過程を混乱させる以外には考えていないはずです。

請求があってもとりあえず放置するのが常でしょう。
そこで、こちらとしては請求書を送ったら3,4日後に
請求書が届いているかどうかの確認と電話をかけましょう。

過払い金と取引履歴

手元に履歴がない場合は過払い金の計算はどうすればよいのでしょうか?

借主が、何年何月何日、いくらの借入れ・
返済をしたかの記録が残っていれば、
過払いになっているかどうか、また、
その額を計算することができます。
過払金請求訴訟における証拠としても取引履歴が重要です。

しかし、長年にわたって借入れと返済を続けた
借主の手元にはそのような記録が残っていないことも多いので、
金融業者に取引履歴の開示を求めることになります。
(本来でいえばきちんと自身で履歴をとっておくことが
過払い金回収でも、大切なことに当たります。
借り入れる側もきちんと履歴の管理はしておくのが望ましいのです。)

しかし、金融業者は、法令上取引履歴の開示義務を定めた
規定はないことなどを理由に、取引履歴の開示に応じない
ことも多いのです。

そこで取引履歴の開示義務が認められるかについて、
最高裁は、平成17年7月19日、貸金業者は債務者から
取引履歴の開示を求められた場合、原則として取引履歴を
開示すべき義務を負い、これに反して取引履歴の開示を
拒絶したときは不法行為となるとの判断を示すこととなりました。
これにより、開示に従わない場合は違法となります。

この最高裁判決の後も、
金融業者が古い取引履歴を廃棄したなどとして
開示に応じないことも考えられるのですが、
まず、消費者金融業者は、弁護士や司法書士などの
専門家の介入しない件で、本人に対し、訴訟外で
過払金を返還すること,また最近は弁護士や司法書士に依頼せずに
本人訴訟により消費者金融から過払金を取り戻しているケースも
かなり増えているようですが少なくとも何らかの専門家の
バックアップや知識は必要ですし、時間を少しでも
有効に使うようにするには、専門家にまずは相談すべきでしょう。

しかし気をつけていただきたいことは、
はじめから資料をそろえて見せてしまうのではなく、
まずは「過去の取引経過」の請求をするだけにし
サラ金の出方を見る必要があります。
なぜならはじめから経過資料を提示してしまうと
「これ幸い」とばかりにその日付以前の取引経過を
隠すことにもなりかねないからです。

交渉に対して、話にならない場合だけ必要な分をひとつずつ
証拠として出していき、答えを待つようにしたほうがいいのです。

またサラ金により、一定の年月以上の取引はたとえば
10年以上前の経過は削除することになっていて、手元にない、
というようなことを言うようなところもありますが、
これは違法で、きちんと顧客履歴の管理をするのは普通のことで
すので、そのままあきらめないようにしてください。

しかし、このように万が一言われてしまったらどう対処
したらいいのかということが大きな問題として残っています。

過払い金請求で取引履歴ってなんなの?

取引履歴で払いすぎた額を計算してみよう

取引履歴とは、どのくらいの利息で、いつ、いくら借りて、いくら返済したのか、ということが一目でわかる書類のことです。
この履歴を基に引き直し計算をして払いすぎた部分の返還額を出しますので、とても重要な書類となります。

取引経過を請求するには、業者により請求方法や書式が違いますので、

借りている業者のホームページから書式をダウンロードして使いましょう。
ただし、業者独自の書式でなければ請求ができないわけではありませんので、

もしもホームページで探してもわからなかった場合などは、書籍のひな型等を参考にしてください。

以下参考程度に

取引履歴開示のお願い
平成  年  月  日
株式会社●●●(貸金業者名) 御中
住所
氏名                ㊞
生年月日(昭和・平成  年  月  日)

前略
私は、平成●●年●月●●日(又は平成●●年頃)、貴社からの借入金を完済しました。

しかしながら、貴社との金銭消費貸借契約における利息の約定は、

利息制限法に違反していたばかりでなく、同法超過利息の支払いは、元金に充当されるということを知りました。

そこで、これまでに私が貴社に対して支払った利息を、

利息制限法に基づいて充当計算し直した上で過払金が発生した場合、その返還を求めたいと思います。

つきましては、本通知到達後、2週間以内に、貴社との取引の当初から取引終了に

至るまでのすべての取引履歴を記載した書面をお送りいただきますようお願いします。

草々

書類を記入したら、押印を忘れないようにしましょう。
この書類と併せて、本人確認のための免許証や健康保険証のコピーを同封するのが原則ですので、

こちらも忘れないようにしましょう。なかには、手数料分の切手や郵便小為替などを同封しなければならない業者もありますので、その辺も確認しておいたほうがいいでしょう。
書類を送る際には、書留にすれば発送日を記録することもできますし、

配達証明をつけておけば、相手方がいつ受け取ったかもわかりますので、多少送料がかかるものの安心ではあります。
通常ならば、2週間~3週間ほどで取引履歴が送られてきますが、

受け取ったら履歴の内容が正しいかどうかを必ず確認してください。
とくに取引が長かった場合には、払いすぎた額もかなりの額になりますので、

業者は支払い義務を免れたいばかりに、途中からの取引履歴しか出してこない場合もありますので、

手元に残っているATMの明細書、預金通帳の記録や頭の中の記憶を辿ってみましょう。

 

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